「夜ノDevelopers.IO Sapporo 2016」で夜ノIoTの話をしてきた #cmdevio2016

「夜ノDevelopers.IO Sapporo 2016」で夜ノIoTの話をしてきた #cmdevio2016

Clock Icon2016.10.15

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こんばんは、せーのです。今日は先程打ち上げの終わった札幌での勉強会のお話をしたいと思います。さすが札幌は多くの方にお集まり頂けてありがたいことです。ちなみに夜っぽいのはスライドの見た目だけで中身は通常のセッションです。

発表資料

まずは本日の資料から。

今回はあまり遊ばなかった、と本人的には思っています。

フォローアップ

次に発表時に説明しきれなかった部分のフォローをしたいと思います。

「IoT」は手段でしかない

結局一番言いたかったのはこれです。IoTは今は特別視するようなスペシャルな分野、というわけではなく、これまでのノウハウが充分活かせる分野だ、ということです。
今まで人がチェックしたり入力していた部分をセンサーが代わりに行う、人が現場で操作していたものをネットワークを通じて遠隔に動かす、材料や指針を機械に任せて人間は必要な判断のみに集中する、これがIoTを取り入れていく一番のメリットであり、IoT自体はあくまでInput/Outputの方法論に過ぎません。

構築時のチェックポイント

IoTソリューションを実際に構築する際に気をつけるポイントは「長時間稼働(電力の供給)」「エラーハンドリング」「セキュリティ」「ロギング」です。電力の安定供給はIoTっぽいところではありますが、それ以外は基本的にはクラウドのソリューションを構築するときにも同様に気をつけるところだったりします。長時間稼働をさせる際にはfogコンピューティング等のアーキテクチャを利用して通信頻度を下げたり、外部で使用する際にはヒーター、クーラー等の温度管理にも気をつけなくてはいけません。ここらへんはまだまだ黎明期ならではの試行錯誤が続くポイントでもあります。

IoTテンプレート

「IoTはこれまでのノウハウが活かせる分野」ということですので、私にとってみればそれは「AWSのノウハウが活かせる分野」となります。
クラメソではAWSの特徴である「手早く構築できる」という部分を活かしてIoT用のテンプレートを作ったりしています。

IoTテンプレート

https://classmethod.jp/news/iot-templete/

環境の構築はサクッとすませ、データの中身やデバイス関係に集中したい、という方は是非ご利用になってみて下さい。

GetWildはリベンジする

デモでお見せした「GetWild退勤 ver.IoT」ですが、あれは聞きやすいものを近々にブログにアップします。
また反響の大きかった顔認証のデモについてもソリューションの形で別途ブログに書きたいと思いますので楽しみにしていて下さい。

まとめ

ということで「夜ノDevelopers.IO Sapporo 2016」お疲れ様でした。次回もクラメソらしいイベントを札幌で開催致しますのでまたよろしくお願い致します!

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